令和元年度情報セキュリティセミナーを開催

令和元年11月25日(月)に筑波大学会館において、令和元年度第10回筑波大学FD研修会 情報セキュリティセミナーが開催されました。
今年度のセミナーでは、第一部として、情報セキュリティリスク管理室長の織茂 昌之先生、学術情報メディアセンター准教授の片岸 一起先生から「本学の情報セキュリティへの取り組みと、留意いただきたい点」と題した講演が行われ、118名の参加者が集まりました。
引き続き、第二部として、学術情報メディアセンター准教授の佐藤 聡先生から「ゾーン化対応完了まで残りわずか!インシデント発生を前提としたネットワーク構成を考える」と題した講演が行われ、91名の参加者が集まりました。
受講者からは、「具体的な事例や、ログやファイアウォールの設定方法がわかりやすく、参考になった」、「具体的なネットワーク構築の考え方が紹介されていて勉強になった」などの感想があり、本学のインシデント事例や取り組み状況を通して情報セキュリティに対する知識を深め、身近に起こり得る情報セキュリティインシデントへの意識の向上が図られる有意義な機会となりました。

今回の講演で使われた資料を以下に掲載します。
・令和元年度 情報セキュリティセミナー(学内限定公開)
第1部資料(前半)(PDF)
第1部資料(後半)(PDF)
第2部資料(PDF)

【本学構成員全員】Windows 7 をお使いの皆様へ(日本語のみ)

               情報セキュリティ全学実施責任者
学術情報メディアセンター長 亀山 啓輔

               筑波大学ISIRTチーム長
                情報セキュリティリスク管理室長 織茂 昌之


既に今年4月4日付で各サブネットワーク管理委員会宛メール及び教職員専用サイトにてお知らせしておりますが、Microsoft の Windows 7、Windows Server 2008 などが来年1月14日にサポート終了となり、そのままではセキュリティ上の問題が生じます。
特に影響が大きいのが、Windows 7 のサポート終了です。サポート終了期限までにWindows 10 へのアップグレードが必要となります。
Windows 7 をお使いのユーザーは、Windows 10 へのアップグレードをご検討ください。
組織としても、Windows 7 の PC 台数の調査( Mac PC にイントールされている Windows 7 も含みます。)を行うなど、計画的な対応をお願いします。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。
https://ksp.sec.tsukuba.ac.jp/wp/?p=121341
https://oii.tsukuba.ac.jp/2019/04/03/news/782/

2019年と2020年にサポートが終了するMicrosoft 主要製品について

Microsoft から、今年と 2020 年にサポートが終了する主要製品として、下記のとおり告知されています。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4487594/prepare-now-for-end-of-support-in-2019-and-2020

製品 サポート終了日
SQL Server 2008/2008 R2 2019 年 7 月 9 日
Windows Server 2008/2008 R2 2020 年 1 月 14 日
Exchange Server 2010
Windows 7
Office 2010 クライアント 2020 年 10 月 13 日
その他

Office 2011 for Mac, Windows XP, Windows Vista は、既にサポートが終了しています。すぐに使用を中止して、必要な対応をしてください。
https://oii.tsukuba.ac.jp/2017/04/04/news/449/
https://ksp.sec.tsukuba.ac.jp/wp/?p=117733

サポートが終了するとセキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、安全性を維持するには新しいバージョンにアップグレードする必要があります。
該当する製品をお使いのサーバー管理者及びPCユーザーは、早めな対応をお願いします。
サーバー製品は、当該製品のみのアップグレードに留まらず、サーバー全体の再構成が必要な場合があるため、より早めな対応が必要です。
クライアント製品の Windows 7 や Office 2010 については、下記のEESによってアップグレードが可能です。

<筑波大学 Microsoft 教育機関向け総合契約(EES)>
https://ds.cc.tsukuba.ac.jp/ms-ees/

※1 お使いのPCが古く、十分なスペックでない場合は、機器の更新もご検討ください。
※2 業務システムの端末として使用しているPCは、クライアント製品のバージョンが指定されている場合がありますので、システム管理者にご相談ください。

ここでは、Microsoft 主要製品についてお知らせしましたが、それ以外のソフトウェアについても、メーカーホームページなどでサポート終了時期にご注意ください。

情報環境機構 情報基盤課(2073,2074)

2019年度e ラーニング教材「INFOSS情報倫理」の受講について

筑波大学では、情報ネットワーク社会といわれる現代社会において、大学の様々な活動を進める上で欠かせないICT(情報通信技術)に関する知識や法律、マナー等を身に付け、ネットワーク社会で被害を受けたりトラブルを起こさないために、自学習用のeラーニング教材を用意しました。

学習方法は、本学の「eラーニングシステムmanaba」にアクセスし、7章+序章に分かれたテキストを読んだあと、5つの修了テストを受ける構成になっています。
各テストとも繰り返しの受講が可能ですので、100点を目指して何度でもチャレンジしてください。

受講については、下記の案内を参考に各自で取り組んでください。

INFOSS情報倫理の受講案内

問合せ先:情報環境機構(学術情報部情報基盤課)
tel.029-853-2077
oii-security [at] oii.tsukuba.ac.jp